ワールドビジネスサテライトが見たくて、テレビ東京の経済系番組をネットで視聴できる有料動画配信サービス「ビジネスオンデマンド」を契約しました。
普段、あまり有料サービスは契約しないのですが、めっちゃ良かったので魅力をお伝えします。
テレビ東京のビジネスオンデマンドって何?
言わずと知れた経済ニュース番組のワールドビジネスサテライト(WBS)を始めとする、テレビ東京の経済番組をネットで視聴することができる有料動画配信サービスです。
動画は主にテレビ東京が放送した地上波のテレビ番組とビジネスオンデマンドオリジナルの動画を視聴することが出来ます。
スマホやパソコンでインターネット回線を使っての動画視聴のため、テレビがなくても視聴が可能です。
我が家ではテレビが一台しか無く、ワールドビジネスサテライトのテレビでの放送時間は平日の23時からと、面白い深夜番組とかぶっていたりします。
それに、そもそもその時間はもう寝ていたりします。かといって毎日録画をしていたらた急いで視聴しないとレコーダーのHDDがいっぱいになってしまいます。
ワールドビジネスサテライトをネットで視聴する方法
そこで、ワールドビジネスサテライトをなんとかネットで観る方法がないか調べてみました。
ワールドビジネスサテライトを無料で視聴する方法はない
残念なお知らせです。まず、ワールドビジネスサテライトを無料で視聴する方法は存在しません。違法アップロードされたものを視聴するというのは勿論なしです。そもそもそれは犯罪なのでダメです。
ワールドビジネスサテライトはParaviとビジネスオンデマンドで視聴が出来る
私が知り得た情報だと、ネットでワールドビジネスサテライトを観る方法は2通りあるようで
- Paraviで視聴…月額925円(税抜)(税込1,018円)
- ビジネスオンデマンドで視聴…月額500円(税抜)(税込550円)
Paraviもビジネスオンデマンドと同じ有料動画ストリーミングサービスです。
ただ、料金がビジネスオンデマンドと比較して倍近いですね。理由はラインナップに大きな違いがあります。
ビジネスオンデマンドはテレビ東京の経済番組に特化しており、それに比べてParaviはテレビ東京やTBSを中心に最新のドラマやバレエティなど、ビジネスオンデマンド以上のコンテンツを観ることができます。
ビジネスオンデマンドで視聴可能な番組
ちなみに2019年10月2日現在、ビジネスオンデマンドで視聴可能な番組は以下の通り
Paraviよりラインナップが少ないとは言え、経済番組だけ集めてこの量なら十分かなとも思います。
今回はワールドビジネスサテライトをはじめとする経済番組が観られれば十分なので、余計な番組を省いて、料金を抑えているならビジネスオンデマンドのがなおさら良いかなと思いました。
ただし、ガイアの夜明けやカンブリア宮殿などの番組に限って言えば、無料動画配信サービズの「TVer」、「ネットもテレ東」でも視聴が可能ですが、あえてビジネスオンデマンドで観ることをおすすめする理由は後述します。
実際、ビジネスオンデマンドって何が良いの?
まあ、ワールドビジネスサテライトをネットで視聴するには有料サービスしか無く、その中でも安いビジネスオンデマンドを選択したわけですが、価格面以外のメリットって何があるのか、実際に使ってみて感じたメリットをお伝えします。
ビジネスオンデマンドのCMなし、倍速再生により時間を有効活用出来る
ビジネスオンデマンドで番組を視聴することにより、地上波リアルタイムで観るのと比べて視聴時間を大幅に短縮することが出来ます。
ビジネスオンデマンドの動画にはCMがない
当たり前ですが、地上波の場合CMがありますが、ビジネスオンデマンドでの視聴時はCMがありません。
例えば、ワールドビジネスサテライトの場合地上波での放送時間は58分ですが、ビジネスオンデマンドで観た場合約45分です。
つまり、約13分間はCMということになります。
単純計算で、地上波で月曜から金曜まで5日間視聴するとなると約65分間はCMを見続けている計算になります。
番組を倍速再生で視聴が可能
2つ目はビジネスオンデマンドでは1倍速、1.5倍速、2倍速での倍速再生が可能です。
個々人の能力によると思いますが、1.5倍速なら内容を理解しながら視聴できる速度かなと思います。
2倍速だとかなり集中しないと内容を聴き逃してしまう感じがあります。まあ、慣れ次第なのかも知れませんが。
ちなみに、目安としてちょうど60分の番組をそれぞれの速度で視聴した場合
- 1倍速→60分
- 1.5倍速→40分
- 2倍速→30分
なお、ワールドビジネスサテライトはCMを省くと約45分間のためこれを1.5倍速で視聴すると約30分になり、大幅な時間短縮になることが分かると思います。
ポイント
ワールドビジネスサテライトは、地上波で約1時間→ビジネスオンデマンドで約30分に時短。
番組によっては無料動画配信サービスでも視聴可能だが、あえて有料のビジネスオンデマンドを契約する理由
私は今回本命のワールドビジネスサテライト以外にもガイヤの夜明け、カンブリア宮殿、未来世紀ジパング(2019年9月18日で放送終了)などの経済番組も結構好きで、時間があれば視聴することがあります。
これら人気番組の ガイアの夜明け、カンブリア宮殿は無料動画配信サービスの「ネットもテレ東」や「TVer」などでも視聴が可能ですが、以下2つのポイントは有料サービスであるビジネスオンデマンドの強みであり、私が契約に踏み切った理由でもあります。
過去の放送分も視聴可能
理由としてはこれが一番大きいかと思います。
無料動画配信サービスで視聴可能なのは一週間前に放送された1回分のみで、新しく番組が配信されると古い回は視聴出来なくなります。
これが、ビジネスオンデマンドでは過去の番組まで観ることが出来ます。
そして、未来世紀ジパングに至ってはすでに2019年9月18日で放送を終了しているため、無料動画配信サービスでは観ることが出来ないのです。
それが、ビジネスオンデマンドでは番組終了後も視聴することが出来るのです。試しに、未来世紀ジパングで検索をしてみたところ、ビジネスオンデマンドオリジナルの特別バージョンを含め全326件の動画が見つかりました。これ、かなりのボリュームですよね。
そう考えると月額550円って破格じゃないですか?
無料ポータルに比べてアップロードが早い
もう一つの理由として、無料動画配信サービスと比べてアップロードが早いのです。
どういうことかというと、無料動画配信サービスでは、地上波での放送一週間後に動画がアップロードされます。
ところが、ビジネスオンデマンドの場合、地上波放送後数時間後には動画がアップロードされている事を確認しました。
つまり、
- 無料サービス…地上波放送より一週間遅れで視聴可
- ビジネスオンデマンド…地上波放送直後には視聴可
これ、大きな違いだと思います。
なお、「Newsモーニングサテライト」と「日銀総裁会見」に関してはライブ配信に対応しているため、地上波の放送と同じタイミングで視聴が可能です。
使ってみて感じたデメリット
一方、実際に使ってみて不満が全く無いわけでもありません。
アプリを使用してみて、以下3つの不満を感じました。
※以下の不満はすべてAndroid版アプリを使用した場合に感じたものです。
- 画質設定が出来ない。
- 倍速の設定を記憶してくれない。
- 番組視聴中にスマホに通知が来ると動画がストップされる。
ストリーミング時の画質の設定が出来ない【解決策あり】
アプリにてストリーミング再生した場合、画質をコントロールすることが出来ません。
アプリが自動で使用端末等に対して最適な画質が選択します。
一方、同じテレ東が運営している無料動画配信サービズの「ネットもテレ東」アプリの場合、画質を自分で設定できるため、とても惜しいです。
動画視聴時の画質はもろに通信容量に影響してくるため、通信容量を節約したい方にはなんとも歯がゆいと感じます。
2019年10月3日 追記
解決策ありました。まず、予め視聴したい動画をダウンロードをします。このダウンロード時に画質を選ぶことが出来ます。
選択可能な画質は高画質、中画質、低画質の3種類あります。
実際にスマホの画面で利用してみたところ、低画質だと少し粗いと感じたため、中画質が画質的にも通信容量的にもちょうど良いかなと感じました。
倍速の設定を記憶してくれない
私は1.5倍速で動画を視聴しているのですが、この倍速設定は動画再生時にいちいち設定する必要がありあます。
例えば一つ目の番組を1.5倍速で再生し、別の番組の視聴を開始すると1倍速に戻ってしまいます。
なお、「ネットもテレ東」アプリではこれを記憶してくれるようです。なぜ同じテレビ東京なのに同じ仕様にしなかったのか理解できません。
番組視聴中に通知が来ると動画が一時停止
これが一番イラっとくるのですが、スマホアプリで動画を視聴中にメールやLINEなどの通知が入ると、動画が一時停止します。
その後再生ボタンをタップしないと自動で再開されません。
もしも、通知内容が重要であれば、自分で停止ボタンを押し、確認するのでいちいち停止されるととてもストレスに感じます。
なお、お決まりの「ネットもテレ東」では、通知が鳴ったあともそのまま再生され続ける模様。
仕方がないので、視聴中は通知が鳴らない設定にして対応しています。
散々文句言いましたが、とは言ってもこの値段でワールドビジネスサテライトをはじめ、数多くの経済番組を観られるため、かね満足です。大変勉強になると思います。
ビジネスオンデマンドをお得に入会するための注意点
なお、新規入会で最長一ヶ月間、無料で試すことが出来ます。入会時には何点か注意点がありますのでお伝えします。
アプリ会員よりWeb会員の方がおすすめ
ビジネスオンデマンドではアプリ会員とWeb会員の2種類用意されています。
アプリ会員とは?
アプリ会員とは、スマホやタブレットなどでアプリをダウンロードしてアプリ内のみで視聴する会員方式です。
この場合、利用料をGoogle playやApp Storeを通して支払う、アプリ内課金で決済します。
ただし、同じGoogleアカウントやApple IDの場合は複数端末で使用が可能ですが、異なる場合は別アカウントとして判断されます。
つまり、スマホはAndroid端末、タブレットはiPadなど、異なるアプリストアのアカウントで2台使っている方は要注意です。このようなケースは同一アカウントとして認めれれないため、アプリ会員でどちらの端末でも視聴しようとすると二重に契約をする必要があります。
また、アプリ会員の場合、ブラウザを使っての視聴も出来ません。
ただ、その代わり、アプリ会員は年契約すると年5,500円(税込)と二ヶ月分無料になります。一月約459円(税込)と、お得と言えばお得ですね。
Web会員とは?
一方、Web会員とはブラウザから会員登録をし、月額550円をクレジットもしくは携帯キャリア決済で支払う会員方式です。
こちらの場合、年契約等の割引はありませんが、特に視聴に関して制限はありません。PCブラウザでの視聴もOKです。
つまり、同じGoogleアカウントやApple IDを使用しアプリのみでの視聴かつ、年単位で契約する方以外はアプリ会員は現状メリットがないと言えますね。
以下、アプリ会員とWeb会員の比較表を載せて起きます。
価格 | 支払い方法 | 使用可能環境 | |
アプリ会員 | 月額550円(税込) | アプリ内課金 | 同一アカウントのアプリのみ |
年額5,500円(税込)(月約459円) | |||
Web会員 | 月額550円(税込) | クレジットカード・携帯キャリア決済 | アプリ・ブラウザ(スマホ・PC) |
出来るだけ月初めに入会した方が、無料お試し期間が長い
新規入会時は無料お試し期間がつきますが、これは入会した月の月末まで無料になります。
例えば、
- 10月1日に入会→10月31日までの31日間無料
- 10月21日に入会→10月31日までの11日間無料
つまり、月の終わりで入会した場合、無料お試し期間は一日だけ。なんてこともあり得ます。
ですから、まるまる一ヶ月無料お試しを受けたい場合は月初めの1日に入る必要があり、これが一番お得と言えます。
月の途中で退会しても月末まで視聴ができる
Web会員での入会後は自動更新となっているため、無料お試し期間が終了するとその後は設定した支払い方法で自動決済されます。
ただし、月の途中で退会しても月末までは視聴が可能ですので、もし、「とりあえず無料お試し視聴だけしたい」という場合早めに退会手続きを済ませておいたほうが良いかもしれません。
会員登録をしないでアプリの使い勝手を見る方法
ここまで、ビジネスオンデマンドを利用するには会員登録が必須のようにお話しましたが、実は非会員でもいくつかの動画は視聴が可能です。
これらを視聴することで、あなたのネット環境で快適に視聴が可能か、アプリの使い勝手等を知ることが出来ます。
SBI FXトレードの口座を持っていると20%OFFの月額440円(税込)で利用可能
また、ビジネスオンデマンドをさらにお得利用する方法としてSBI FXトレードの口座をお持ちの方は、SBI FXトレード経由でビジネスオンデマンドを申し込むと毎月20%OFFの月額440円(税込)で利用が可能なようです。
テレビ東京とSBI FXトレードのコラボレーション企画! | SBI FXトレード
その場合、月額利用料金はSBI FXトレードの口座から引き落とされるので口座残高には注意が必要ですね。
SBI FXトレードの口座開設自体は無料ですので、私も機会があれば口座開設してみたいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
- ワールドビジネスサテライトの視聴が可能
- CMがない
- 倍速再生が可能
- 地上波での放送終了番組を含め過去の放送の視聴が出来る。
たった、月額550円でこれだけ有益な番組が時短で視聴できるというのは凄くコスパの良い自己投資だと思います。