- 保育士の髪型や髪色はどこまでが許されるの?
- ヘアカラーの判断基準を教えて欲しい?
こんな疑問に答えます。
結論、保育園によるが、肩にかからない髪型で明るすぎない髪色であればOK。
つまり、「常識の範囲内」であればOKな園が多いということ。
本記事では、保育士の髪型や髪色はどこまでが許されるのか解説します。
また、許容範囲か判断する方法や、できるだけ明るくする方法も紹介しています。
保育士の髪型、髪色について悩んでいる方は特に必見です。
保育士の髪型や髪色はどのくらいであればOKか
保育士の髪型や髪色はどの程度OKかはハッキリ言って保育園次第です。
例えば、指輪やピアスなどのアクセサリー類やネイルを禁止にしている園がほとんどですが、髪型や髪色に関しては明確に規定していない園も多いです。
ただし、暗黙の了解で以下のような基準になっているところが多いです。
- 髪型(ヘアスタイル):肩にかからない髪型
- 髪色(ヘアカラー):明るい色でなければOKな園が多い
一つずつ順番に見ていきます。
髪型(ヘアスタイル):肩にかからない髪型
髪型やヘアスタイルに関しては「肩にかからない髪型」としている園が多いです。
肩より長いと、保育に支障が出てしまうためです。
例えばロングヘアなどをそのままにしておくと毛先が園児の目に入り、危険を及ぼします。
そのため、ショートヘアや肩より長い場合は髪を縛ってくるように言われます。
髪色(ヘアカラー):明るい色でなければOKな園が多い
一方、髪色に関しては割と許容されやすいです。
明るすぎる色はNGですが、暗めの色なら染めてもOKとする園が多いです。
具体的には「ダーク」と名のつくトーンであれば大丈夫だったりします。
また、いうまでもありませんがピンクや赤などあまりにも派手すぎるのはダメです。
どうしても明るいトーンを入れたければ徐々に染める
もしも、どうしても明るいトーンに染めたい場合は、許される範囲を見極めつつ、段階ごとに徐々に染めていくのがオススメです。
もしくは、インナーカラーなどを入れてみるなどの方法もあります。
髪色の判断基準は清潔感
保育士の髪色について、明確な判断基準はありませんが、一つ指標として挙げるのであれば「清潔感」がキーワードになります。
髪色に関しては直接、保育に関係することではないため、許容されることが多いとはいえ、清潔感がないと保護者からのクレームに繋がりかねないです。
そのため、常識的に考えて清潔感があるかどうかで判断するといいです。
例えば、根元が黒くなっている「プリン」の状態は不潔に感じる保護者も少なくありません。
常に周りからどのように見られているかを判断しつつ髪を染めてみるといいと思います。
意外と保護者は保育士の髪色は気にしていない
逆に保護者はそこまで保育士の髪の色に関して気にしていなかったりします。
例えば、若い保護者が集まるような園では、保護者の目もあんまり気にならなかったりします。
保護者が、保育士の髪型や髪色よりも、一番気にするのは園児に対しての接し方だったり、言葉遣いなどです。
つまり、保育士の「言動」が最も重要だと言えます。
これは当たり前といえば、当たり前のことで、保護者からすれば大事な子どもを預ける保育士に対して一番重要なのは「信頼」です。
つまり、保護者は保育士が常識的な人間かどうかを最も重視しているということ。
だから、言葉遣いや挨拶などがしっかりしていれば、髪色はファッションとして見てくれるのです。
まあ、ここら辺は様子を見ながらということになりますね。
髪色(ヘアカラー)がどこまでOKか見極める具体的な方法。
保育士の髪色がどこまで許されるかを見極めるには、いくつかの方法があります。
例えば、以下の3つ。
- 保育園の公式サイトから
- 面接時に聞く
- 実習や研修時に先輩保育士をチェックする
順番にみていきます。
保育園の公式サイトから
まずは、その保育園の公式サイトやホームページなどから見極める方法です。
具体的なやり方はホームページに掲載されている「保育中の写真」をチェックするのです。
こういった写真には「保育士」が映っており、髪型や髪色を確認することができます。
保育園として、あまり問題のある保育士の写真をホームページに載せることはあり得ないので、暗黙の了解でOKとされるレベルが写真から読み取ることができるのです。
面接時に聞く
もう一つの方法は、面接時に実際に聞いてみるという方法。
こちらは少しハードルが高いかもしれないので、言えるような雰囲気であれば聞いてみるというのがいいでしょう。
いずれにしても、面接時に聞くことで確実にOKなレベルが分かります。
実習や研修時に先輩保育士をチェックする
最後の方法は実習や研修時に先輩保育士の髪型や髪色をチェックするというもの。
実際に見ることで、どのような立場の人がどういった髪型をしているかを確認することができます。
髪色は立場によって変えるべき
先程の方法で髪型・髪色をチェックしたとしても、立場によっては控えた方がいいというケースもあります。
例えば以下のような立場の人はまだあまり染めないほうがいいでしょう。
- 保育実習期間や研修期間
- 1年目の新人保育士
まだ保育園に慣れていない状態で悪目立ちしてしまうとベテラン保育士からマークされてしまう可能性があるからです。
そのため、新人のうちは大人しくしている方がいいでしょう。
保育士の髪型や髪色は常識の範囲内:まとめ
今回の内容をまとめると、次の通り。
- 髪型(ヘアスタイル):ショートもしくは、縛る(肩にかからない)
- 髪色(ヘアカラー):明るい色でなければOK
ただ、これらは保育園によりけりで、結局は「常識の範囲内」でOKということまでしか言えません。
つまり、その園の「常識」がわかるまでは出来るだけ暗めの色(ダーク系)で様子を見るのがオススメです。
また、どうしてもオシャレしたいというのであれば求人段階でゆるい保育園を探すのもありです。
例えば、保育士に特化した求人サイトであれば「ヘアカラーOK」の園を絞り込んで探すことや、予めコンサルタントに服装や髪型自由の園をピックアップしてもらうなんて方法もあります。
そのため、保育園に就職や転職を考えているのであれば、そのような求人サイトに登録しておくことは必須です。
なお、おすすめの求人サイトはこちらの記事「保育士に特化した転職サイト・エージェント4選【無資格・未経験OK】」をご覧ください。