- 宅建試験の勉強時間を少しでも長く確保したい。
- 12月の追加試験に選ばれる方法を知りたい。
こんな要望に答えます。
結論としては願書を締め切りギリギリ(令和4年であれば7月29日消印)で郵送することで確率が高まります。
本記事では宅建受験希望者に対して、12月の追加試験に選ばれる可能性を高める方法を丁寧に解説しています。
私が令和2年度の試験(神奈川県)を受験した経験をもとに執筆していますので信頼度もばっちり。
参考にするだけで2ヶ月分の勉強時間を追加で確保することができるようになるかもしれません。
※ ただし今回紹介する方法は確実ではありません。
本来、試験日程を希望する事は受験者側ではできないため、追加試験該当者に選ばれるかは主催者側が決めることだからです。
また、そもそも都道府県によっては追加試験が開催されない可能性もあります。
そのことを理解されたうえで読み進めてください。
令和4年度(2022年度)の宅建試験日程
宅建試験は例年10月の第3日曜日に開催されます。
ただ、今年は10月の第3日曜日と12月に試験が開催されます。
開催日程は以下の通りです。
- 通常日程:10月16日(日)
- 追加日程:12月18日(日)
理由は新型コロナウイルス感染症の影響で試験会場確保が難しいからです。
もし、追加試験該当者に選ばれると通常試験よりも約2ヶ月遅く試験を受けることになります。
つまり、約2ヶ月多く勉強することができるのです。
宅建試験日程を「12月」にする方法
では、どのようにすれば追加日程の12月に受験できるのでしょうか。
結論から言うと、希望等を出して日程を選ぶことはできません。
ただし、選ばれる可能性を高めることはできます。
方法としては「できるだけ遅く」願書を出すことです。
具体的には令和4年度であれば、願書締め切りの2022年7月29日消印で郵送です。
なぜなら、追加試験の選ばれ方として、願書提出の先着順で受験会場を割り振られていくからです。
10月の通常試験の会場の定員数を超えた時点でその後の受験希望者は12月に割り振られることになります。
だから、先着順でできるだけ遅い、申込み受付日ギリギリの消印で願書を郵送すれば、12月の日程に選ばれる可能性が高くなるのです。
どの都道府県でも追加試験は開催されるのか
ただし注意としてはすべての都道府県で追加試験が開催されると限りません。
一言で言って、「コロナウイルスの感染拡大状況次第」です。
追加試験開催が考えられるのは新型コロナウィルスの感染拡大が激しい地域。
つまり「特定警戒都道府県」などは可能性が高いでしょう。
具体的には首都圏を中心にした東京、神奈川、埼玉、千葉などの大都市と一部の都道府県では追加試験が開催される可能性が高いと言えます。
インターネットか郵送のどちらで出願すれば良いか
願書提出の方法にはインターネットと郵送の2種類があります。
結論としては、郵送出願の方が12月の追加試験日程に選ばれる可能性が高いです。
理由は簡単で先ほどお話ししたように、願書提出をできるだけ遅くするべきで、締め切りが遅いのは郵送だからです。
- インターネット:2022年7月19日(火)21:59まで
- 郵送:2022年7月29日(金)まで(消印有効)
そのため、郵送で締め切りギリギリに出すのが最善です。
通常試験と追加試験で難易度の違い
通常試験と追加試験とで試験問題は別です。
ただしご安心ください。
難易度は同じになるよう調整するそうです。
そのため、試験日程によって勉強方法を分ける必要はありません。
いつ追加試験該当者か分かるか
12月の追加試験該当者は8月末までに通知がなされます。
そのため7月中に願書を提出したとして約1ヵ月間は自分がどちらかわかりません。
そのため、あくまで10月の通常試験日程であることを前提に12月の追加試験日程に選ばれたらラッキーぐらいの気持ちで臨むと良いかと思います。
宅建試験日程を「12月」にする方法:まとめ
以上のように宅建試験日程を追加日程である12月にするには、次のポイントを抑えるといいです。
- 出願方法は「郵送」
- 発送のタイミングは締め切り最終日の消印
そして、追加試験の特徴としては以下。
- 都道府県によっては追加試験が開催されない場合もある。
- 通常試験と追加試験で問題は別だが、難易度は同じ。
もう、何ヶ月も前から勉強を開始してる人は先に試験が終わった方が気が楽かも知れません。一方、これから勉強を始めるという人は少しでも勉強時間を稼ぐために、この方法を試してみてください。
ちなみに、私は令和2年度(2020年度)の試験に申込みした際、この方法で12月試験に選ばれることができました。
なお、宅建士試験に独学で合格するための勉強方法を知りたい方はこちらの記事「宅建士試験を独学・3ヶ月で合格する勉強方法【費用は全て無料】」をご覧ください。