- IFTTTを使ってたら「Get IFTTT Pro」と表示されてしまった。
- 有料プランと無料プランの違いを教えて。
- IFTTTの代替案として乗り換え先はどこがいいの?
こんな、疑問に答えます。
結論からいうと、IFTTTは有料プラン導入に伴い、無料プランでは自作アプレット数が3つまでに制限されるようになってしまいました。
本記事では、IFTTTの有料プランと無料プランの比較、これからの代替サービスとしてどのようなものがあるのか紹介しています。
「IFTTT」の有料プランに課金したくはないから、同じような代替えサービスを知りたいという方は是非読み進めてみてください。
ついにIFTTTが有料プラン「IFTTT Pro」導入で無料プランは改悪
IFTTTとは様々なWebサービス同士を連携させることができるWebサービス。
例えば、「TwitterでつぶやいたらEvernoteに記録する」などが自動で可能になります。
この度、IFTTTは有料プランの導入とともに無料プランは自作のアプレット数が3つまでと制限されるようになりました。
IFTTTで新たなアプレットを作成しようとしたら、突如つぎの画像が現れて驚いた人も多いかと思います。
Get IFTTT Pro
You’ve created ◯◯ Applets. Upgrade now to create unlimited Applets and access to more powerful Pro tools. Learn more.
簡単に訳すと「あなたは◯◯個のアプレットを作成しました。アプレットを無制限に作成するために今すぐアップグレードして、よりパワフルなProツールにアクセスしてください。詳しく見る。」という感じ。
つまり、今ままで通り無制限にIFTTTを使い続けるなら、ほぼアップグレードは必須ということになります。
自作アプレット数3つじゃ話にならないですよね。
実質的な改悪です。
IFTTTの有料プランと無料プランの違い・比較
IFTTTの有料プラン「Pro」と無料プラン「Standard」とで、できることの違いは次の通り。
プラン名 | Standard | Pro |
---|---|---|
月額料金 | 無料 | 9.99ドル(約1,060円) |
自作アプレット上限 | 3つまで | 無制限 |
アプレット実行可能数 | 無制限 | 無制限 |
複数アクションが実行可能なアプレットの作成 | ✕ | ◯ |
アプレットの実行速度 | 遅い | 速い |
カスタマーサポート | ✕ | ◯ |
まず、有料プランの価格は月額9.99ドル(約1,060円)です。
そして、無料プランが自作アプレット数3つまでというのに対して、有料プランは無制限。
ただし、他の人が作ったアプレットであれば、無料プランでも無制限で使えるみたい。
また、有料プランでは、複数アクションに対応したアプレットの作成や、実行速度の高速化、カスタマーサポートがつくとのこと。
うーん、薄い。
2020年10月7日まで割引料金で利用可能
ただし、2020年10月7日(水)までにアップグレードすると、1年間割引料金で利用が可能です。
割引価格は自己申告制で、価格は以下4つから選んで支払うというもの。
- 月額9.99ドル
- 月額5.99ドル
- 月額3.99ドル
- 月額1.99ドル以上をユーザーが決める
つまり、最安で月額1.99ドルで1年間利用続けることができます。
無料プランのままだと今までのアプレットはどうなるか?
公式によると、今まで作成したアプレットは2020年10月7日(水)までは正常に動きます。
しかし、それ以降は稼働しなくなるようなので、それまでにどうすべきか考えなければいけないところ。
そこで、思いつくのが代替案。
IFTTTの代替案・サービスは?
IFTTTに似たサービスはいくつかります。
例えば、IFTTTの代替としての有名どころは以下の通り。
ただ、IFTTTの次に有名なサービス「Zapier」も無料プランだと5zaps(IFTTTで言う5アプレット分)、無制限の有料プランだと月額49ドルからと、IFTTTの比じゃありません。
また、「Power Automate(旧:Microsoft Flow)」は対応サービスがIFTTTより少ないですが、無料で利用可能です。
そのため、IFTTTのヘビーユーザーは月額1.99ドルで1年間利用しつつ、乗り換え先を考える。
ライトユーザーなら「Power Automate(旧:Microsoft Flow)」が無料で使えて代替え・移行先にはいいのかなと。
また、知識がある人は「Huginn」や「n8n」なんかを使ってもいいかもしれません。
IFTTTが有料プラン発表で無料は3つまでに改悪【代替案はこれ】:まとめ
IFTTTをこのまま使い続けるなら通常料金月額9.99ドルの有料プラン「Pro」にアップグレードするしかありません。
ただし、2020年10月7日(水)までなら月額1.99ドルで1年間利用できる割引プランに申し込みできます。
そのため、ヘビーユーザーならそれに加入して様子見。
ライトユーザーなら、無料で利用できる「Power Automate(旧:Microsoft Flow)」に代替というのが結論です。
ただ、改悪とは言え、「Zapier」の有料プラン価格と比較すると、「IFTTT」の月額9.99ドルというのは本来妥当な値段なのかもしれません。
2020年11月13日 追記:Googleフォトの容量無制限バックアップも来年で終了してしまうことが決定しました。詳しくは以下関連記事をご覧ください。