土地家屋調査士

土地家屋調査士は将来性ありの超優良資格【知られていないからこそ】

土地家屋調査士
  • 土地家屋調査士資格の将来性はあるの?

こんな疑問に答えます。

結論、土地家屋調査士は将来性ありの優良資格です。

今回、なぜ土地家屋調査士資格は将来性があると言い切れるのか具体的に解説します。

本記事は土地家屋調査士の将来性を気にして、資格取得を目指すかどうか悩んでいるあなたに向けて書いた記事です。

参考にするだけで、土地家屋調査士の将来性に関する漠然とした不安が消えます。

どうぞご覧ください。

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土地家屋調査士資格の将来性があると言える理由3つ

とりあえず、土地家屋調査士の将来性はあります。

現時点で仕事が無くなるというようなことはありません。

今のところ安泰ですので気にしなくて大丈夫です。

ネットの噂で「食えない」とか言われているアレはウソです。

詳しくはこちらの記事「土地家屋調査士資格が食えないというのはウソ!【ただのネットの噂】」で解説しています。

具体的に土地家屋調査士資格にどのような将来性があるかというと次のような感じ。

  • 安定の高収入
  • 世代交代の時期が間近になっている
  • 安定的かつ仕事の幅が広がっている

一つずつ見ていきます。

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将来性1:安定の高収入

1つ目は安定の高収入です。

今更言うまでもありませんが、土地家屋調査士の資格は結構稼げます。

具体的には年収1,000万円以上。

ただし、これは独立・開業することが前提です。

企業に雇われる土地家屋調査士の場合はそこまで稼げないです。

こちらに関しては、年収について詳しく書いた記事「土地家屋調査士は年収1000万円以上狙える穴場資格【具体的に計算】」をご覧ください。

将来性2:世代交代の時期

2つ目は「世代交代の時期に差しかかっている」ということ。

実際、土地家屋調査士業界は高齢化が進んでいます。

例えばこちらは平成29年の全国の土地家屋調査士の年代構成に関するデータです。

出典:日調連 土地家屋調査士白書

ご覧の通り、60歳代の土地家屋調査士が全体の31.7%を占めています。

普通、60代といえば定年世代です。

土地家屋調査士の仕事は登記などの事務仕事のみではなく、自ら現場に出て測量をします。

現場仕事は士業とは思えないほど肉体労働です。

普通に若い世代でもなかなかきつかったりします。

そのため、60代となるとそろそろ引退を考える頃かと思います。

そうすると、全体の3分の1を占める世代が、数年後にいっきに引退することになり、結果的に新規参入者の将来性は確保できると言えるのです。

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将来性3:安定的で仕事の幅が広がっている

土地家屋調査士は将来性がある理由、3つ目としては仕事が比較的安定してあることです。

また、仕事の幅も増えつつあります。

どういう事かと言うと土地家屋調査士は「境界」のプロフェッショナルであり、「不動産」が取引されるたびに、明槓から境界確定等の仕事が舞い込みます。

その他に、役所からも定期的に公共事業の依頼があります。

つまり、仮に民間の仕事がなかったとしても公共事業で十分稼いでいけるのです。

おそらく、将来的にここ50年先は公共事業の需要は安定して続くと思います。

なお、民間の仕事ではどのくらいの報酬を取れるか、相場を知りたい方はこちらの記事「土地や建物の不動産登記費用の相場【具体例よりわかりやすく解説】」をご覧ください。

また、最近では、今まで土地家屋調査士が手をつけなかった仕事も依頼されることが増えてきました。

具体的には、以下のようなものです。

  • 私道の通行や掘削を許可する署名
  • 越境物に関する覚書

軽く説明すると、

私道の通行や掘削を許可する署名

私道は、複数の所有者で共同でもっているケースが多々あります。

その際、依頼された土地が接している私道の通行許可や工事のためにアスファルトを掘り返す許可を各、所有者にお願いして署名捺印をもらいます。

以前は不動産屋がやることがほとんどでしたが、最近では土地家屋調査士が請け負うケースが増えてきました。

越境物に関するの覚書

越境物とは境界線をまたいで他人の敷地に入り込んでしまっている所有物のことです。

例えば、境界線を越えて建てられた屋根とかトヨなどがそれに当たります。

その場合「今後家を建て替える際は、境界線の内側にそれぞれ建てましょう」という風な覚書を結びます。

この覚書は、本来土地家屋調査士の仕事ではありませんでしたが、現在は「境界確認書」という書類と一緒にとるケースが増えつつあります。

ただ、古い先生方はプライドもあるため、こういった「本来土地家屋調査士がすべきでない仕事」をかなり嫌がります。

というか、断る土地家屋調査士が半分くらいではないでしょうか。

でも、そういった依頼に対して、柔軟に対応している若い土地家屋調査士の先生は不動産屋からも頼りにされることは事実です。

将来的に考えると仕事をより好みしない土地家屋調査士が生き残っていくでしょう。

土地家屋調査士は将来性がある資格なので安心してOK:まとめ

以上ざっと思いつくだけで3つの理由があげられ、土地家屋調査士の将来性はいいと言えます。

  • 安定の高収入
  • 世代交代の時期が間近になっている
  • 安定的かつ仕事の幅が広がっている

また、本当は専門外のはずの建築基準法や土地の相場に関してなど、登記以外の知識も自然とつくため不動産に興味のある方は意外とおすすめだったりします。

そこら辺の不動産屋よりも知識があったりします。

そういう点からも、不動産に関しては様々な面で応用が効く資格であるため、土地家屋調査士資格の将来性は良いと言えるでしょう。

安心して試験合格に向けて勉強に取りかかってください。

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