車検

軽自動車のユーザー車検の検査項目とレーンの流れ│実際に受けてきた

  • 軽自動車のユーザー車検の検査レーンがどのような流れで進むのか知りたい
  • 自分で車検を通すために、検査項目を知っておきたい

はじめて軽自動車のユーザー車検を受けるとなったら、検査レーンではどのような検査が行われるのか気になりますよね。

本記事では、検査レーンの流れと検査項目をわかりやすく解説します。

ユーザー車検を受ける前に予習がてら参考にしていただけると、当日戸惑わずにスムーズに車検を受けることができます。

なお、検査レーンに限らずユーザー車検全体の流れとやり方に関しても今後記事をアップする予定です。

軽自動車のユーザー車検の検査項目

軽自動車の検査項目は大きくわけて以下のようになっています。

  1. 外観検査
  2. 排出ガス検査
  3. サイドスリップ検査
  4. スピードメーターの検査
  5. ヘッドライトの検査
  6. ブレーキの検査
  7. 下回り検査

上記の検査でどれか1つでも引っかかると、車検は不合格となってしまいます。

なお、各検査項目の詳しい内容は、後ほど、検査レーンでの流れと共に説明します。

軽自動車のユーザー車検の検査レーンの流れ

流れとしては以下の画像のような感じ。

軽自動車の車検のレーン

上記画像と番号は違いますが、大まかな流れとしては次のように進んでいきます。

  1. 外観検査
  2. 入場
  3. 排出ガス検査
  4. サイドスリップ検査
  5. スピードメーターの検査
  6. ヘッドライト(光量・光軸)の検査
  7. ブレーキの検査
  8. 下回り検査
  9. 車検証とステッカーをもらい退場

順番に詳しく解説していきます。

1.外観検査

まず、受付で指示された検査コースに並びます。

検査コースには何台もの軽自動車で行列になっていると思います。

外観検査は行列に並んでいる間に検査官が近づいて来るのでその際に行われます。

具体的には、以下の項目を検査官が目視で検査、チェックしていきます。

  • 灯火類等
  • 車体番号の確認
  • メーターのインジケーター点灯チェック
  • 車内の目視検査

各種の詳しい項目と流れを以下に説明していきます。

①灯火類等の外観検査

まずは灯火類等の部品が正常に動くかを検査します。

以下の項目を検査官の指示に従い順番に自分で操作して作動させていきます。

  • ヘッドライト下向き(ロービーム)
  • ヘッドライト上向き(ハイビーム)
  • パッシング
  • フォグランプ ※あれば
  • 作業灯(荷台のランプ)※あれば
  • ウインカー右
  • ウインカー左
  • ハザード
  • ウォッシャー液・ワイパー
  • ホーン
  • リアウインカー右
  • リアウインカー左
  • ブレーキランプ(フットブレーキを踏む)
  • 後退灯(ギアをバックに入れる)
  • ハザード リア

なお、検査官がテンポよく指示してくれますので、覚える必要はありません。

ただ、すぐ対応できるようハザードやフォグランプの位置の確認はしておいたほうが良いでしょう。

あと、ウォッシャー液の補充も忘れずに。もし、現地でウォッシャー液が空なのに気づいたら、水道水を入れば一応受かります。

②車体番号の確認

続いて検査官が車体番号を目視確認します。

この検査は「同一性の確認」と呼ばれたりもします。

流れとしては、「ボンネットを開けて下さい」と指示されるので、ボンネットを開けます。

検査官がエンジンルーム内に記載されている車体番号を読み上げ確認していきます。

その際に、検査官はエンジンルーム全体も見渡しているようでした。

多分、エンジン上部のオイル漏れがないか等、大きな不具合がないかをチェックしていると思われます。

③メーターのインジケーター点灯チェック

続いてメーターのインジケーター点灯チェックが行われます。

これはメーター内の「チェックランプ」がしっかりと点灯するかの検査です。

自分で操作する場合もあれば、検査場によっては検査官が実際に車に乗り込んでチェックランプが作動するかをチェックする場合もあります。

項目は以下の通りになります。

  • エンジンを停止して始動
  • サイドブレーキ引く
  • ウインカー右
  • ウインカー左
  • パッシング
  • シートベルトの脱着

④車内の目視確認

上記メーターのインジケーター点灯チェックと同時に、車内の目視確認が行われます。

ここでは車内の構造が車検証と一致しているかを、検査官が目視で確認します。

例えば、

  • 窓ガラスを一番上まで上げて、フィルム貼り付け有無
  • 後部座席が取り外されていないか
  • マニュアル車であればシフトパターンが表示されているか

などをチェックされます。

なお、車高(保安基準:最低地上高9cm以上)が低すぎる場合はここで指摘されます。

問題がなければ、外観検査は合格です。

外観検査が終わると、しばらく列に並んだまま待機します。

徐々に列が進んでいくので、それについていく感じで、検査レーンの建物を目指します。

2.入場

検査レーンの建物にたどり着くと、目の前に「入場灯」と呼ばれる赤と青の信号があります。

入場灯が青に変わるまでしばらく手前で待機します。

青になったのを確認して、ゆっくりと前に進んで検査レーンに入場します。

3.排出ガス検査

まず一番最初に排出ガス検査が行われます。

排出ガス検査とは、マフラーから排出されるCO(一酸化炭素)とHC(炭化水素)の濃度が保安基準値以内であるかをチェックする検査です。

検査手順は次の通り。

  1. 停止線で停止
  2. ギアNでブレーキをかける
  3. 車から降りる
  4. 排ガス測定器のプローブを配管に入れる
  5. 指示が出たらプローブを抜く
  6. 記録器に検査票を入れて記録

前方上部の電光掲示板に『CO「●」 HC「●」プローブを外し記録』と表示されれば合格です。

この検査は基本的に自分で検査しますが、検査場によっては、検査官がやってくれることもあります。

その場合は車の中で待機します。

4.サイドスリップ検査

続いてサイドスリップの検査を行ないます。

サイドスリップとは簡単に説明すると、車が真っ直ぐに進んでいるかという検査です。

1m走行した時に横滑りが5mm以内であれば保安基準に適合します。

検査の流れは次の通り。

  1. 「待機」→「進入」の合図でゆっくり進む
  2. ハンドルを真っ直ぐで維持しながら指示された場所まで進む

前方上部の電光掲示板に『サイドスリップ検査サイドスリップ「●」』と表示されたら合格です。

5.スピードメーターの検査

続いてスピードメーターの検査をします。

ここでは実際の走行速度が、スピードメーターが表示する速度と一致するかを検査します。

走行すると言っても、回転するローラーの上にタイヤを乗り上げ、その場でタイヤを回転させて走る感じになります。

流れとしては次の通りになります。

  1. サイドブレーキを下ろし、ゆっくり発進
  2. 40km/hまで速度をあげる
  3. 40km/hに達したら速度をキープしつつ、ゆっくり長めのパッシング(✕ チカチカ)

注意点としてはタイヤは回転しているのに、背景が全く動かないため、脳が錯覚して変な感覚になります。

特にマニュアル車の場合はクラッチ操作がいつもよりも難しく感じます。(マニュアル車は車によるが、3速でOKでしょう)

6.ヘッドライト(光量・光軸)の検査

続いてヘッドライトの検査を行います。

この検査では光量(明るさ)や光軸(向き)を検査します。

対向車が眩しくないよう、光の向きは「若干下向き(保安基準:1%または1.5%下向き)」と定められています。

電光掲示板の指示に従って次の通りライトのスイッチを操作します。

  1. ギアNでサイドブレーキをかける
  2. ライトを下向きで点灯(ロービーム)
  3. 上向きで点灯(ハイビーム)

私の場合、ロービーム左右で「‪‪✕‬」が表示されましたが、ハイビーム左右で「●」が表示され、ヘッドライトの検査は合格となりました。

本来、検査基準はロービームとされていますが、ハイビームが両方「●」ならOKのようです。

7.ブレーキの検査

続いて、ブレーキの検査を行います。

ここではフットブレーキとサイドブレーキが正しく効くかを検査します。

検査手順は次の通り。

  1. サイドブレーキを下ろし、フットブレーキペダルから足を離し、フリーにします。
  2. 電光掲示板に「フートブレーキを踏む」と表示されたら、フットブレーキをゆっくりぐっと踏みます
  3. 判定が表示されたらフットブレーキペダルを離します
  4. 電光掲示板に「駐車ブレーキをひく」と表示されたら、サイドブレーキをしっかり引いてかけます
  5. 電光掲示板に検査結果が表示され「前に進む」が表示されたら前に進みます
  6. 記録器に検査票を差し込んで判定を記録します

なお、スピードメーターの検査からブレーキの検査までは同一の器械でテストします。

8.下回り検査

最後の検査は下回りの検査です。

ここでは車体の下回りを検査官が目視で検査していきます。

軽自動車の場合はリフトごと車体が上がり、検査官は下からチェックしていきます。

検査官が何を見ているかは以下の通り。

  • ステアリングの動き
  • ボルト類のゆるみ(打音検査)
  • オイル漏れ
  • 排気漏れ
  • ブッシュ類、ブーツ類の割れ

なお、オイル漏れに関しては、多少の滲みであれば、垂れないくらい漏れていなければ車検は合格します。

  • 〇:滲み
  • ‪‪✕:垂れ

私の場合、20年落ちのかなり古い車のため、不安だったのですが問題なく合格しました。

心配であれば検査を受ける当日の朝、事前に心配な箇所を拭いておくと安心です。

また、下回り検査は検査官の裁量で合格不合格が左右されるので、とにかく心証を良く、笑顔で礼儀正しく望む事をおすすめします。

9.車検証とステッカーをもらい退場

全ての検査項目に合格したら、検査票等の書類を小屋にいる係員に渡します。

しばらくすると、車検証とステッカーを渡されるので、受け取って退場します。

これにて全ての検査が終了になりますので、受付等その他の建物に寄らず、そのまま帰ってOKです。

ステッカーの貼り方

古いステッカーの期限がまだ残っていても、その場で古いステッカーを剥がし、新しいステッカーを貼ってOKです。

ステッカーの貼り方はこんな感じ。

車検のステッカーの貼り方

貼り忘れを防ぐためにも、ステッカーはその場で貼ってしまうことをオススメします。

落ちた場合は再検査

検査レーンでは途中でどこか不合格の項目があったとしても、とりあえず最後まで検査が行われます。

そして、不合格の箇所を整備し直して再検査を受けることになります。

検査に落ちたら予備車検場で整備

車検場の周りには必ず「予備車検場」や「テスター屋」と呼ばれる車検に特化した整備業者があります。

そこに駆け込めば2,000円~3,000円くらいで以下の項目であれば調整してくれます。

  • サイドスリップ
  • ヘッドライトの光軸

下記リンクをタップするとGoogleマップが開き、予備車検場が表示されます。

Googleマップで予備車検場を検索

再検査は何回まで受けられる?

再検査は、1日に2回まで(最初を合わせて計3回)追加費用なしで受けることができます。

もし、再検査2回とも落ちてしまったり、翌日になってしまうと手数料が発生します。

再検査のやり方

再検査の場合、追加書類もないので受付に寄らず、そのままコースに入ってOKです。

その際は、外の検査官に再検査である旨を伝えてコースに並んでください。

なお、最終16:00までにコースに並んでください。

コースに並んだ後は、落ちた箇所のみ検査を行います。

再検査になると予期せぬ整備をしなければいけなくなるため、朝一である9:00の1ラウンドから車検を受けることをおすすめします。

※ 再検査はラウンドは関係ない。

軽自動車のユーザー車検の検査項目とレーンの流れ:まとめ

軽自動車のユーザー車検の検査項目とレーンの流れは以下の通り。

  1. 外観検査
  2. 排出ガス検査
  3. サイドスリップ検査
  4. スピードメーターの検査
  5. ヘッドライトの検査
  6. ブレーキの検査
  7. 下回り検査

検査レーンは見学用の通路が併設されているので初めての方は、検査直前に一通りの流れを見てから検査コースに並ぶとスムーズにいくと思います。

私は「ユーザー車検」は受けてみると意外と簡単だったと、思いました。

また、もし費用が問題でユーザー車検を受けるか迷っている方は、費用を比較してから決めても良いと思います。

ユーザー車検を受けるか迷っているへ

費用や技術面でユーザー車検を受けるか迷っている人はこちらの記事「ユーザー車検のメリットとデメリット」もご覧ください。

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